ポインセチアが赤くなる理由と仕組みって?赤くするコツも!
ポインセチアと言われたらどんな色を
思い浮かべますか?
私はまず赤色を思い浮かべます。
他の色も見受けられるのですが
何か赤くなる理由はあるのでしょうか?
実は赤くなるには人工的に暗い状態を作り出して
色を作っているのです。
花屋さんの話によると赤くするには
段ボールをかけて更に上から
黒いビニール袋をかぶせるそうです。
手間ひまかけてわざわざ赤くなるように
しているのですね。
この方法を短日処理といい
これがうまく出来ればポインセチアは
赤くなると言う事です。
今回はこのポインセチアを赤くする理由や
その仕組み・うまく赤くする方法などを
調べてみたいと思います。
ポインセチアが赤くなる理由はなに?どういう仕組み?
ポインセチアは花芽をつけることによって
苞(ほう)が赤くなる
という性質を持っています。
苞って何?っておもいますよね。
苞と言うのはつぼみを包むように
葉が変形した部分のことです。
この苞が受粉を助けるのですが
ポインセチアは花が小さいのでこの苞を赤くして
虫を呼び寄せているのです。
その花芽をつけるためにするのが
短日処理というわけです。
短日処理とは一定の日光に当てたあと
日光を遮断して冬がきたと勘違いさせて
葉っぱを赤く変化させる作業のことです。
ですからポインセチアも短日植物なので
夜のような真っ暗な時間が12時間以上、
そしてその状態が1~2ヶ月必要なのです。
それを毎日繰り返す事で
ポインセチアは赤くなるんです。
ですが冬の寒さには弱いポインセチア。
なので10月以降は室内で育てるのですが
今度は電灯が邪魔をして
色がつかないと言う悪循環。
それではどうすればいいのか。
次はうまく赤くするためのコツやポイントを
調べてみましょう。
ポインセチアを赤くするコツやポイントって?
それでは上手に赤くするには
どうしたらいいのでしょうか?
それにはまず人工的に暗い状態を作り出して
色をつける方法です。
1. ちょっと面倒くさいのですが
夜7時から朝9時頃までは
鉢ごとダンボール箱をかぶせます。
2. 上から黒いビニール袋をかけるもしくは
真っ暗になるような所にいれてもOK!
ここで真っ暗な状態になるようにします。
3. 朝になったら外に出して
太陽の光をあてましょう。
1~3を約1~1ヶ月半くらい毎日続けることが重要で
この繰り返しで花芽ができて
だんだん苞が赤くなってくるのです。
でも一回色がついてしまえばこの作業は
終了です。
色がつくまでの辛抱ということです。
面倒くさいですがこうして繰り返す事が
赤くするコツなのです。
そして9月後半頃から始めることで
11月から年越しくらいまで
赤くきれいなポインセチアを
見ることができます。
ここはクリスマスに向けての
頑張りどころですね。
まとめ
ちょっと面倒くさい赤いポインセチア。
今はいろいろな色が出ていますが
やはりクリスマスには
赤いポインセチアが1番に合いますよね。
赤くするために光を遮断したり
光を浴びせたりを
繰り返さなければいけません。
まだ赤くない場合は
9月から短日処理と言う作業も
必要となります。
それでもきれいな赤い色を
やはり見たいですよね。
クリスマスがやってくる12月に向けて
頑張って赤いポインセチアを
育てましょうね。