ポイントをおさえてサクサクに!スコーンがふわふわになる原因と対処法教えます
スコーンがふわふわになる原因は、スコーン作りに欠かせない工程をやっていない、材料の配合が間違っているなどです。
ちょっとしたいくつかのポイントを守ることでサクサクの食感になります。
この記事では
・手作りスコーンをサクサクにしたいのにふわふわになる原因
・サクサクにするための各工程でのポイント
・おすすめレシピ
などについてお伝えしていきますので、スコーンを作るけどパンのようにふわふわな食感になってしまいサクサクにならないと悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
スコーンを焼いたらパンみたいなふわふわ食感になるときの原因って?
スコーンを焼いてパンみたいなふわふわ食感になるときの原因は、スコーンを作る上で欠かせない工程をやっていないことが多いようです。
大きな原因の一つ目はバターを冷やさないで粉と混ぜることです。
二つ目は成形するときに折ってまとめなかったことです。
バターを冷やすというのは大体のレシピに書いてあります。
もし手間でなければ粉や砂糖や牛乳など全ての材料を使う直前まで冷やしておきましょう。
フードプロセッサーを使わないで混ぜるときは手で粉とバターを混ぜます。
そのときに手の温度でバターが溶けないように手も冷やしましょう。
なるべく室温は低くして寒い環境で作ることもおすすめです。
生地の冷たさと高温のオーブンの温度差がスコーン焼き上げの成功に繋がります。
生地をこねるとグルテンが出来て粘りが出て仕上がりが固くなります。
ボウルの中の生地がある程度まとまってきら取り出し、パイ生地を作るときと同じように綿棒で伸ばして3回折ることを2回ほど繰り返します。
この作業でこねずに生地をまとめることができます。
冷蔵庫で30分ほど冷やしますが目的はバターをしめることです。
それから型抜きをして焼き上げます。
冷蔵庫に入れている間にオーブンをしっかり予熱しておきましょう。
庫内温度はフタを開けるとすぐに下がってしまうので、高温でしっかりと予熱しておいてくださいね。
スコーンをサクサクさせるコツは?ポイントをおさえればサクサクに!
スコーンをサクサクさせるコツは各工程であります。
まず材料ですが、小麦粉は薄力粉100%で作るレシピが多いようですが、強力粉で作ったスコーンを見てみるとより多くの層ができるようです。
薄力粉のふんわり感と強力粉のもっちり感のお互いの特性を活かして、ブレンドして作るのも手です。
バターは1cmに切ってから冷やし粉と混ぜ合わせます。
手ではなくカードを使って更にバターを細かく切りながらまぜこんでいきます。
細かくなったら手でバターと粉を擦り合わせるように混ぜます。
サブラージュ法といい、砂のような手触りになるまで擦り混ぜますがバターを溶かさないようにするのが最大のポイントです。
牛乳の水分を足してある程度まとめ、層をつくるため生地を伸ばして折り込みを繰り返し、バターをしめるために冷蔵庫に入れます。
この間にオーブンを210℃以上で予熱しますが、庫内の温度を下げないように予熱設定が終わってもから焼き状態で高温状態を保つようにしておきましょう。
生地を型で抜くときに断面を綺麗にすると上手く膨らみます。
包丁で切る場合はよく切れる包丁でスパッと切りましょう。
卵でツヤを出す場合は断面に垂らすと層が上手くでなくなるので気を付けましょう。
高温で10分ほど焼き上げ一気に膨らませます。
途中で温度を下げて中まで火が通るようにすると上手く焼きあがるようですが、オーブンの性質にもよるので高温のまま12分~15分焼くこともあります。
以下はスコーンを何度も作ってようやく納得がいくレシピを完成させた方のレシピです。
ポイントが分かりやすいのでおすすめです!
kyuuzitu-carameliser.hatenablog.com
まとめ
スコーンがパンみたいにふわふわになる原因は、スコーンを作る上での必要な工程を守っていないことがあげられます。
材料は冷えた状態ものを用意し、手の温度や室温でバターが溶けないように混ぜ合わせこねないで生地をまとめあげます。
バターはカードを使って細かく刻み冷たい手で粉と擦り混ぜます。
サラサラと砂のようになるこの方法をサブラージュ法といいます。
水分を混ぜてからある程度まとめ、パイ生地を作るときのように伸ばして折る作業をすると、こねないでまとめることができ層を作る上で重要なポイントになります。
冷たい生地のまま高温のオーブンで一気に膨らまします。
オーブンは210℃以上でしっかり予熱をしておきましょう。
ポイントをしっかり押さえてサクサクのスコーン作りを楽しんでくださいね。