職場で黒マスクを着用することについて、ビジネスマナー違反とまではいかないと言う意見が大半です。
ですが、特にスーツを着て働くような職場では
・真っ黒なもの
・ビビッドカラーで派手なもの
・にぎやかな柄物やキャラクターもの
などは敬遠されがち、特に40代以上の人に不人気のようですのでビジネスシーンでの着用は避けた方が無難と言えるでしょう。
やはり仕事で着用してもOKなマスクの色としては、定番の白やライトグレーやライトベージュなどが無難なようです。
この記事では
・職場での黒マスク着用はビジネスマナーに反するのか
・職場での黒マスクを避けるべき理由
・ビジネスシーンでおすすめのマスクの色とは
・ビジネスシーンで印象を悪くするマスクとは
についてご紹介しますので、ビジネスシーンにふさわしいマスクについてお悩みの方は是非参考にしてみてくださいね。
職場での黒マスクはビジネスマナー違反⁉ダメな理由って?
職場での黒マスク着用が「ビジネスマナー違反」にあたるかどうかですが、ビジネスマナー違反とまではいかないと言う意見が大半です。
マスクが生活が定着してきた中で、マスクマナーについてもテレビやSNSで話題にあがってはいますが、
・口鼻を覆ってきちんと着用できていればOK
・咳や飛沫を防ぐ、という目的を果たしていればOK
といった着用ルールを守れていればいいのではないか、という意見がおおむねです。
マスクカラーまで「ビジネスマナー」に含めるのはおかしい、という意見が主流ですが、実際のところ職場で黒マスクを着用している人を見ると「違和感を感じる」という人が多いのが実情です。
とくに40代以上の中堅から上役の人には、職場での黒マスクは不人気です。
職種にもよるでしょうが、私服OKでなおかつファッション関係の会社なら色々な格好をしている人もいるので黒いマスクもお洒落としてとればセーフ。
しかしそれ以外のスーツを着て働くような職場では正直NG、黒マスクは避けた方が無難と言えます。
その理由ですが、日本人は個々を尊重するより協調性を大事にしますよね。
どれだけ素晴らしい能力の人でも一緒に仕事をしても「協調性」がない人は仕事ができないと思われるくらいです。
日本人はやたら「皆と一緒」じゃないと不安になるのもその為かと思います。
黒いマスクは一般的なマスクと違い、まだまだ珍しいです。
一人だけ目立ち、個人を主張しているように見えてしまい「皆と一緒じゃない変わった人」と見られてしまうかもしれません。
さらに視覚的効果もあります。
例えば黒い服って細く見えますが、それとともになんだかきつく感じませんか?
反対に白い服は優しい感じがしますよね。
マスクにしても黒いマスクはきつい感じがしますが、白いマスクはやわらかい感じがします。
このような視覚的効果もあり、黒マスクは顔から浮き目立つため、見る人に違和感を感じさせるということです。
職場の上司などにあたる層の方から不人気、ということからも黒マスクの着用は「ビジネスマナー違反」ではないが、避けた方が無難と言えるでしょう。
職場で仕事中に着用OKなマスクの色って?
職場で仕事中の着用がOKなマスクの色としては、男女ともにライトグレーやライトベージュといったカラーが挙げられます。
特に男性であれば黒寄りでない、明るいライトグレーのものはおすすめです。
顔色も暗くならず、かつ目立つこともないため自然と言えるでしょう。
女性の場合は淡い色のピンクやブルーのマスクをしている人も多く、印象も柔らかくなるのでこちらもおすすめです。
ピンクのマスクはたまに看護師さんがつけているのもあってよく見かけますし、柔らかいイメージがあります。
淡いブルーは歯医者さんなどでよく見る色で、これもそこまで色が主張していないので
特に違和感がないです。
これらのマスクの共通点は「色が薄く白に近い色」ということです。
やはりマスクは「白っぽい色」のイメージが強いので色が正反対の黒よりも、白に近い淡い色だと見る人に違和感を感じさせません。
接客業で小さい子供を相手にするお仕事をしている人や、保母さんや先生は面白い柄マスクが一つあるとかえって人気者になれるかもしれませんが、いわゆるオフィス勤務のOLやサラリーマンの方は無難が一番です。
ですので、職場でカラーマスクを着用するのであれば
・ライトグレー
・ライトベージュ
・ライトピンク
・ライトブル―
といった薄淡色のマスクをチョイスするのがいいでしょう。
マスクの色で印象に変化も⁉印象を悪くするマスクって?
先ほど女性は淡いピンクやブルーといったマスクを身に着けていても印象が柔らかくなるためおすすめということをお伝えしました。
しかし、反対に男性の場合、淡いピンクを身につけていることは少ないので避けたほうが無難です。
ジェンダーレスの意識が高い職場であれば問題ありませんが、残念ながら現状はまだまだ性別による色分け意識というのは根強く残っていますよね。
そのため、職場や取引先で男性がピンク色のマスクを着用していることに違和感を感じる方も多いです。
違和感を持たれたくない、という場合は避けた方が無難でしょう。
また、最初にお伝えしたように男女ともに仕事で黒いマスクをするのは悪印象につながるため避けましょう。
40代以上の人には仕事場には不向きだと感じる人も多いですし、また逆に年齢が40~50代以上の人が黒いマスクをしていると浮いて見えるといった声もあります。
そんな風にどの年代・性別の人が着用しても印象が悪くなってしまうかもしれない黒マスクですので、もし買ってしまっても普段使いで使用するようにしましょう。
他にも、最近沢山種類が出てきている柄物マスクもあまり仕事場では印象が良くありません。
ちょっと目を引いてしまうので、ある意味いらない情報を見る側に与えて煩わしく思われるかもしれません。
たかがマスクですが、それで印象を悪くしてしまうなんて損以外のなにものでもありません!
ビジネスマナーではない、とはいえできるだけ好印象を与えられるよう、派手な色や柄のものは避けた方がよさそうですね。
まとめ
最近町を見渡すと、マスクなしでの外出が考えられなくなるくらいマスク生活が定着しちゃいましたよね。
はじめこそ不織布マスクの人ばかりでしたが、最近ではカラーもデザインも様々なマスクが出てくるようになり、韓流ブームから黒マスクも使用する人も多くなってきました。
すっかりマスク生活が定着した昨今ですが、職場で着用する場合どんなマスクでもしていいという風潮にはなっていません。
黒マスクはビジネスマナー違反、とまではいかなくてもやはり良い印象を持たない人も多いため、避けたほうが無難ですね。
またあまりにビビットな色や派手な柄物、男性であれば淡いピンクといったカラーも避けるのが無難でしょう。
男女ともにライトグレーやライトベージュであれば印象が悪くなることもありません。
そして不安な場合は白を選びましょう!
遊び心はありませんが印象が悪くなる可能性は0%です。
ただでさえずっとマスクをしているのが息苦しくストレスに感じる人も多いので、色選びは慎重にして少しでもストレスフリーに過ごしましょうね。