スポンジケーキを早く冷ます方法として冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
冷蔵庫で冷やす際の注意点としては以下の3つが挙げられます。
- 空気に触れないようにする
- 傷をつけないようにする
- 生地に入れる油脂に気を付ける
この記事では、冷蔵庫でスポンジケーキを冷ます際の注意点や、粗熱が取れる時間などについてご説明していきたいと思います。
スポンジケーキを早く冷ましたい方や、どのぐらいの時間が経てばデコレーションに取り掛かれるのかなどを知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
スポンジケーキの上手な冷まし方…冷蔵庫で冷ますときの注意点って?
スポンジケーキを早く冷ますためには、冷蔵庫を使うのが一般的です。
しかし冷蔵庫は乾燥しやすい環境の為、使用する際には注意点が必要ですよ。
冷蔵庫で冷ますときの注意点としては以下のものが挙げられます。
- 空気に触れないようにする
- 傷をつけないようにする
- 生地に入れる油脂に気を付ける
これから詳しく説明していきますね。
空気に触れないようにする
一つ目の注意点は「空気に触れないようにする」です。
先ほどもお伝えした通り、スポンジケーキに大敵なのは「乾燥」です。
冷蔵庫はスポンジケーキが早く冷やせる利点がある一方、乾燥しやすいというデメリットも存在します。
その為、冷蔵庫に入れる際は必ずスポンジケーキをラップで包み、その上からスポンジケーキを入れてもゆとりがあるジップロックなどの袋で二重に包み、冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
そうする事で、スポンジケーキが空気に触れることはなくなるため、乾燥するのを防ぎ、しっとりとしたスポンジケーキになりやすいと言われていますよ。
傷をつけないようにする
二つ目の注意点は「傷をつけないようにする」です。
スポンジケーキを食べたことがある方なら分かる通り、スポンジケーキは生地がふわふわですよね?
ふわふわの生地を守るためには、冷蔵庫で冷やす際にも傷をつけない様にすることが大切です。
その為、ラップなどで包んだ後は、冷蔵庫の他の食材を取り出す際などにケーキに触れないよう、少し深めのお皿などに入れて保存するのがおすすめです。
生地に入れる油脂に気を付ける
三つ目の注意点は「生地に入れる油脂に気を付ける」です。
一般的にスポンジケーキには生地をしっとりさせる役割としてバターを入れる事が多いです。
バターは香りもよく、スポンジケーキには最適の材料ですが、冷蔵庫との相性はイマイチな点があります。
何故なら冷蔵庫に入れているバターを想像していただいたらわかる通り、バターは冷えると固まる特徴があるからです。
その為、生地にバターを練りこんだ状態のスポンジケーキを、冷蔵庫で冷やすと固くなりやすい傾向があります。
ですので、もし冷蔵庫で冷やす事が決まっている場合は、スポンジケーキを作る際にバターではなく「サラダ油」を使用するのがおすすめです。
サラダ油は冷えても固まらない為、冷蔵庫で冷やす際にもしっとりとした仕上がりにする事ができますよ♪
スポンジケーキの粗熱はどれくらいで取れる?デコレーション開始の目安も
結論から伝えると、スポンジケーキの分量や、調理した際の環境によっても違う為、どのぐらいの時間で粗熱が取れるかはお伝えが出来ません。
粗熱が取れているか確かめる方法としては、実際にスポンジケーキを手で触ってみてみると良いと思います。
触った際に温かさを感じなければ、粗熱が取れているサインですよ。
デコレーションも、粗熱が取れていればそのまま行っても大丈夫です。
注意点としては表面の生地の粗熱が取れていても中心部分が熱を持っている可能性があります。
この状態でデコレーション用のクリームなどを塗ってしまうと、クリームが熱で変化してしまい、状態が悪くなってしまう場合が多いです。
その時は表面の粗熱が取れている場合でも、もう少し常温で冷ましておくと中心部分の熱も取れていきますよ。
時間の目安としては常温の場合は半日~一日ぐらいがおすすめです。
まとめ
スポンジケーキを焼いてデコレーションをする際、どのぐらいの時間を置けばいいか悩んでしまいますよね。
出来るだけ早く冷ましたい場合には冷蔵庫を使う手もありますが、可能であれば前日にスポンジケーキを作成し粗熱を取った後、冷蔵庫で保存するのが良いかもしれません。
冷蔵庫で保存する場合は、色々と作業が必要な為、今回の内容もぜひ参考にしながらチャレンジしてみてくださいね♪